なぜあの人は楽しそうに働くのか
(単行本(ソフトカバー))
- 著者:中越 裕史
- 出版社:大和書房


20代 女性

| クレーム…。これは怖いですよね~。 人に関わる仕事をしている中で、一番怖いのはクレームかもしれません。 自分は常識の範囲内でまともな対応をしていても、それでもクレームをつけてくる人はいますからね。 もっとも、人によって常識や価値観は違いますから、相手にも悪気はないのかもしれませんね。 メールを読ませていただいた限りでは、あなたの対応が冷たかったり、態度が悪いようには僕にも感じません。 師長や同じ職場の方たちも、あなたの勤務態度がいいことは、わかってくれているようです。 まわりから認められ、自分で問題ないと思う対応をしていても、それでもクレームというものは完全になくなりません。 人と人が関わる限り、そこにはすれ違いが起き、たまにトラブルやクレームになることもある。 人間は完璧な生き物ではありませんから、不完全な人間同士が深く関わり合う仕事では、たまにクレームがあっても仕方がありません。 プライベートなことをしつこく聞いてくる。 そんな患者さんもいてますもんね。 患者さんだって完璧な人間ではないのです。 特に看護という人と深く関わる仕事では、いろいろな患者さんと関わるわけですから、どれだけ気をつけても、どれだけ優秀な人でも、たまにはクレームもあるでしょう。 むしろ、「絶対にクレームがあってはいけない!」と、完璧主義になればなるほど、クレームが怖くなり、日々の仕事がつらくなると思います。 そしたらそのせいでイライラしてミスをしたりして、余計にクレームになりかねません。 そこで逆に、 「たまにはクレームがあっても仕方ないよね。 私はやることはやってるんだから気にしない。 こんなこと気にしても損するだけだわ」 と割り切ってドンと構えてみてはどうでしょう。 あなたの日頃の勤務態度も良く、師長や周りの同僚もあなたの勤務態度をよくわかってくれている。 プライベートなことをしつこく聞いてくる患者さんに対して、いつもうまく適当にあしらえるわけではありませんよね。 嫌なことまで無理して答える必要はありません。 自分にできることをちゃんとやって、自分で丁寧だと思う対応をして、それでもクレームがくるなら仕方がない。 開き直って自分は間違ったことはしていないと、ドンと構えていればいいのです。 きっと職場のみんなは、あなたが思っている以上に、あなたのことを認めてくれていると思いますよ。 |

1979年生まれ。大阪府大阪市在住。
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー
社団法人日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
大学卒業後、リフォーム会社、営業代理店を経て猛勉強のすえカウンセラーになる。
書籍のご紹介中越裕史先生の著作