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【第8回】 プロとしての自覚がない同僚

相談者
30代 女性

私立の総合病院で勤務しています。
今度新たに配属されてきた看護師にあきれる毎日です。

例えば、ナースステーションに戻ってくると、ナースコールが鳴ったのに彼女が知らん顔でいます。
私があわてて対応してから「なんで出なかったんですか」と聞くと、
「え~、○○さんがこっちに向かってくるのが見えたから…(私が出なくてもいいでしょ)」
と言い訳して、仕事をしようというそぶりが見られません。

「急変とかだったらどうするんですか」と問いただしても、
「でも、急変じゃなかったんですよね」
と、なにかにつけて口ごたえ的。

注意しても「はい」とか「すみません」とか、ストレートな返事が返ってきたためしがないので、毎回イラっとさせられます。新人というわけでもなく30過ぎにもなるのに、プロとしての自覚がないというか…。

こういう人とどうコミュニケーションを取れば気持ちよく無事に仕事ができるのか、悩んでいます。

先生のアドバイス

これは非常に難しい問題ですね。
注意をしても口答え、ちっとも素直に聞いてくれない。
まさに取り付く島もない感じですね。
一緒に働いていていらいらしてしまう気持ち、とてもよくわかります。

おそらくちょっと小細工をして、あなたの話し方や言い方を変えたところで、きっとその方の反応は変わらないでしょう。

そこでおすすめしたいのが、太陽作戦です。

イソップ童話に北風と太陽の話がありますよね。
旅人の服を脱がそうとして、北風さんが一生懸命強い風で服を吹き飛ばそうとします。

でも、旅人は服を脱がされまいとよりいっそう、防御を固め服を握りしめます。
太陽さんは全く逆の作戦。寒くてたくさん服を着込んでいる旅人さん。
その旅人さんに服を着ないでいいように、暖かい日の光をどんどん与えていきます。

新しく配属されたところで、その方も身構えてしまっているのかもしれません。

「なめられちゃいけない」なんてね。

少なくとも、何を言っても反抗的なのであれば、どこか防衛的になっているのは間違いないでしょうね。

あなたもきっと、その方のことが嫌いなわけでも、心から憎いわけでもないでしょう。

ただ、仕事の上でうまくコミュニケーションできていない。
それが原因となって大きなトラブルになったらどうしよう。そんな不安から注意をするのでしょう。

まずはその方が防衛的にならないでいいように、あなたがその方を攻撃したいわけでないこと、あなたがその方の味方であること。
それを伝えた上で、「ナースコールに出てくれないと、もし急変だったときに困るわ」などと伝えてみてはどうでしょう?

いずれにせよ、人間は防衛的になっているときは、人の話を素直に聞けません。

まずはその方の心の扉を開くことが先決になるでしょうね。

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中越裕史先生

中越裕史

やりたいこと探し専門心理カウンセラー

1979年生まれ。大阪府大阪市在住。
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー
社団法人日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
大学卒業後、リフォーム会社、営業代理店を経て猛勉強のすえカウンセラーになる。

天職探し心理学・ハッピーキャリア

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