なぜあの人は楽しそうに働くのか
(単行本(ソフトカバー))
- 著者:中越 裕史
- 出版社:大和書房



| 職場が合わず、一年未満で転職をする…。そういう状況で不安になるのは当然のことです。 教育体制がなく、周りも忙しく働いていてなかなか相談できない。そんななか、なにもできない状況が続くというのは辛いですよね。 そういう不安や落ち込んでいるときは、つい自分にこの仕事が向いていないのでは、ちゃんと調べなかった自分が悪いと、自分を責めてしまいます。こういうのを「自罰傾向」といいます。 こういう落ち込んで自分を責めてしまっているときは、「次の職場選びでも失敗したらどうしよう…」と、悪い方向にばかり考えてしまいますよね。 転職回数が多かったり、勤務期間が短かったりすると不利になるのではという思いから、「次は絶対に失敗するわけには行かない!」と肩に力が入ると、転職をしようと思っても、なかなか身動きが取れなくなってしまいます。 自分を責めたって道は開けません。そんな状況でも、これまで自分なりにがんばってきたはず。まずはそんな自分をねぎらって褒めてあげましょう。 また、常識的に考えて、教育体制がないというのは明らかに職場側の問題で、今の職場がうまくいかないのは、あなただけが悪いわけではありません。 でも、大切なのは自分や職場を責めることよりも、まず今の環境でできる限りのことを精いっぱいやることです。 たとえ質問しにくい環境でも、自分から教えてくださいといったり、思い切って偉い人に相談してみること。 いまのあなたにできることをすべてやって、それでもうまくいかないのであれば、それはあなたの責任ではありません。 同じ転職するにしても、前の職場では自分にできることは十分にやったと、自身胸をはれるやめ方であれば、後悔するどころか、「あんな環境でもあれだけがんばれた!」と、ひとつの自信になるかもしれませんよ。 |

1979年生まれ。大阪府大阪市在住。
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー
社団法人日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
大学卒業後、リフォーム会社、営業代理店を経て猛勉強のすえカウンセラーになる。
書籍のご紹介中越裕史先生の著作