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ターミナルの患者さんとの接し方に悩んでいます。

相談者

末期のガンや重度の病気をお持ちの患者さんの病棟で、ケア方法や声のかけ方をどうすればいいのか悩んでいます。

何か話をすれば気が紛れると思うのですが、神経が過敏になっている方もいますので、下手なことを言ってしまわないか気にしてしまい、会話がぎこちなくなってしまうことがあります。
この間、いつも話しかけてくれる患者さんがいて、いつものように世間話をしていたのですが私は、日帰り旅行をしたときの話をしました。

そのときは何も思わなかったのですが後から考えると、外出のできない患者さんに私の旅行話をしてしまって悪いことをしてしまったのではないかと、気になってしまいました。

先生のアドバイス

ターミナルの患者さんとの接し方、すごく難しいですよね。自分では世間話のつもりで話していても、相手にとっては辛い話かもしれない。そう思って会話をしていると、どうしても会話がぎこちなくなってしまう。これは本当に難しい話だと思います。

生きるものの宿命として、どんな人でも必ず死にます。死はどんな人にとっても怖いし、受け入れたくない現実です。死を乗り越える手助けをすることは、医療やカウンセリングの範疇を超えているのかもしれません。これはもはや宗教の問題で、僕たちに出来ることは、ほとんどないのかもしれません。

でも、人はどんなに辛いときでも、そばに誰かがいてくれるだけで、少し気持ちが楽になったりします。プレゼント【present】の語源は、プレゼンス【presence】、存在という言葉です。言葉をかけてぎこちなくなるのなら、そばにいてそっと手を握ってあげる。静かに話を聴いてあげる。いや、ベッドの横のいすに座っていてあげる。そんなことでも十分に、患者さんにとっては癒し、プレゼントになっているのだと思います。

※キューブラー・ロスの『死の瞬間 死とその過程について』という本がお役に立てば幸いです。

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中越裕史先生

中越裕史

やりたいこと探し専門心理カウンセラー

1979年生まれ。大阪府大阪市在住。
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー
社団法人日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
大学卒業後、リフォーム会社、営業代理店を経て猛勉強のすえカウンセラーになる。

天職探し心理学・ハッピーキャリア

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