なぜあの人は楽しそうに働くのか
(単行本(ソフトカバー))
- 著者:中越 裕史
- 出版社:大和書房



| ターミナルの患者さんとの接し方、すごく難しいですよね。自分では世間話のつもりで話していても、相手にとっては辛い話かもしれない。そう思って会話をしていると、どうしても会話がぎこちなくなってしまう。これは本当に難しい話だと思います。 生きるものの宿命として、どんな人でも必ず死にます。死はどんな人にとっても怖いし、受け入れたくない現実です。死を乗り越える手助けをすることは、医療やカウンセリングの範疇を超えているのかもしれません。これはもはや宗教の問題で、僕たちに出来ることは、ほとんどないのかもしれません。 でも、人はどんなに辛いときでも、そばに誰かがいてくれるだけで、少し気持ちが楽になったりします。プレゼント【present】の語源は、プレゼンス【presence】、存在という言葉です。言葉をかけてぎこちなくなるのなら、そばにいてそっと手を握ってあげる。静かに話を聴いてあげる。いや、ベッドの横のいすに座っていてあげる。そんなことでも十分に、患者さんにとっては癒し、プレゼントになっているのだと思います。 ※キューブラー・ロスの『死の瞬間 死とその過程について』という本がお役に立てば幸いです。 |

1979年生まれ。大阪府大阪市在住。
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー
社団法人日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
大学卒業後、リフォーム会社、営業代理店を経て猛勉強のすえカウンセラーになる。
書籍のご紹介中越裕史先生の著作